プロジェクトを円滑に進めるために必要だとわかったこと

2016.12.09 Friday

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    この記事は Product Manager Advent Calendar 2016 の9日目の記事です。

     

    GMOペパボ でプロダクトマネージャーをしているデザイナーの @getsukikyu です。

     

    2年前に初めて、ネットショップ構築・運営サービス「 カラーミーショップ 」の

    カート画面を新しくするプロジェクト のプロダクトオーナーを任せられてから、

    現在までに複数のプロジェクトのPO/PMをしてきました。

     

    ちなみに、弊社にはPO/PMといった役職はありませんが、

    ロールとしてそのように呼ばれています。

     

    その中で、私がプロジェクトを円滑に進めるために

    改めて「必要だなぁ」と感じたことがいくつかありました。

    それはどのプロジェクトでも共通であることが多かったのでまとめておきたいと思います。

     

     

    きっかけは「スーパーリセット」

    今年、弊社で「スーパーリセット」という取り組みが行われました。

    その名の通り、これまで行ってた業務に関する様々なことをリセットしました。

    例えば、Slackのチャンネルは最低必要なもの以外はアーカイブ化したり、

    定例MTGの予定はすべてなくしてみたり、などなど。

    このリセットを行ったことで、プロジェクトの進め方を見直す機会が生まれました。

     

     

    円滑にプロジェクトを進めるために復活させたこと

    スーパーリセットにより、定例MTGや朝会、カンバンも一度辞めてみました。

    しばらく全てリセットした状態で業務を行っていましたが、

    色々な影響が出はじめ、こりゃダメだ!と再開したことがいくつかあります。

     

    朝会

    毎朝5分の朝会を復活させました。

    朝会があることで、

    • 開発チームが現在どのような作業を進めているか
    • 全体の進捗具合
    • 困っていること

    以上のような、チームの健康状態がわかります。

    (顔色や様子で各々の健康状態もなんとなくわかります)

    また、毎日顔を合わせることでチーム感が出ます。

    特にPMは、開発チームメンバー同士のようにこまめにコミュニケーションを行うことが少ないので

    朝会がないと直接会話をすることが一度もない日があったりして

    とてもさみしい思いをしました。。(Slackではめっちゃ喋るけど)

    朝会最高!!!!!

     

    スプリント計画・レビュー

    計画をしていなかったわけではないのですが、

    1スプリント(うちのチームでは1週間)で何ができるようになるのかということを、

    チームの中で明確にしておくことがとても大切だと感じました。

    チームが持つ大きな目標はプロダクトのリリースだったりするのですが、

    その過程にも小さな目標を毎週立てることで、チームにちょっとした緊張感が生まれます。

     

    その目標が達成できたかどうかは、チーム全員参加のスプリントレビューで確認します。

    リセット後は必要なタイミングでレビューを行うようにしていましたが、

    1スプリント毎に立てる目標の成果を確認するために、今は週1で行っています。

    (必要あれば都度レビューしたりもしています)

     

    ふりかえり会

    これが一番再開するのが遅かったです。

    一度やらなくなったら、ふりかえる時間も開発に充てたほうがいいのかも…と思ったり、

    特にチームメンバーからも必要とされている感じじゃなかったからです。

    ただ、各自が抱えている課題が顕在化して来ず、何か歯車がうまく回っていないような感覚を

    少しずつ感じるようになりました。

     

    そこで、ふりかえり会を再開したところ、

    各々困っていることが見えるようになり、それを解決するための具体的なアクションが生まれたり、

    その場で解決することもありました。

    またProblemだけでなく、Keepを共有することでチームが盛り上がることもあります。

    ふりかえり会を再開してからは、各々の課題が「他人事」ではなく「チーム事」になり、

    よりチーム感が増したように感じます。

     

     

    逆にリセットしたこと

    • スプリント計画の場にPMが参加しなくなった(計画の結果は確認する)
    • スーパーレビュータイム(開発チームが1日1回集まってまとめてレビューする会、最近復活の兆しが)

     

    …細かく他にもあった気がするけどパッと思いつかない…完全にリセットされている\(^o^)/

     

     

    逆にリセットしなかったこと

    毎週金曜日にチームで東亜飯店へランチに行くことはリセットしませんでした。

    写真はいつかの金曜日。うーん、この大家族感。というか家感。

     

     

     

    さいごに

    と、いうことで、以上が一度リセットしたけど、

    チームでプロジェクトを円滑に進める上で必要だなと私が感じたことでした。

    当たり前のことも一度見直してみることで、

    その意味や必要性を再認識し、プロジェクトをより良く進められるようになるんじゃないかなと思います。

     

    今後は、さらにチームがより良くより楽しく仕事ができるように、PMとして色々なことにチャレンジしたいです。

     

     

    \ GMOペパボでは仲間を募集しています /

     

    ペパボでは、カラーミーショップやグーペ、minneの新しい仲間を募集しております!

    Wantedlyの採用情報はこちら

     

    最近、ペパボのデザイナーとランチを食べながらお話できる「ペパランチョン」を始めました!

    興味をお持ちの方はぜひ遊びに来てください( ´∀`)

    (ご指名いただいたら私が参ります!)

     

     

     

     

     

    リリース時にバタバタしない!「リリースかんばん」を作ろう

    2016.04.09 Saturday

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      私のチームでは、計画と進捗を確認するためにかんばん(ホワイトボード)を利用してプロジェクトを進めています。
      デイリースクラムで進捗を確認しているので、一見順調そうに見えるのですが、
      リリース日が近づくと、本当にこの見えているタスクが全部なのかな??と考えます。

      実際に作っていくと考えないといけないことが増えたり、計画外のことが起こるものです。
      そこを見直さずにリリース日を迎えてしまうと、
      「ああ〜これやってなかった…!」「確認漏れてた…」
      ということが起こりがちで、結局リリース日をずらさないといけなくなったりします。

      そういうことを防ぐために、うちのチームではリリースが近づくと
      かんばんをリリース前仕様に変更します。

      まず、リリースまでにあと必要なことは何か?をもう一度見直します。
      そうすると、意外と見える化されていなかったタスクがぽんぽん現れます。
      それを改めて見積もり、リリースに向けて調整していきます。
      リリース日が決まっている場合は、マストではないタスクを削ったりします。

      こちらはカラーミーショップ大賞2016プロジェクトのリリースかんばんです。



      エンジニア、デザイナー、PO(ディレクター)の、リリースまでに必要な全タスクを付箋化し
      かんばんに貼りだしています。
      このかんばんにある付箋が全てなくなると、リリースができる状態になります。

      gohanおかわり」ってところに貼りだされている付箋は、
      マストではなく Want のタスクで、もしマストなタスクが見積もりよりも早く終われば
      このおかわりゾーンからタスクをもらっていきます。


      リリースかんばんのメリットは下記のとおりです。
      ・リリースまでに必要な見える化されていなかったタスクに気づくことができる
      ・想定よりもタスクが増えてしまっても早い段階で軌道修正ができる
      ・かんばんから付箋がなくなればリリースできる!というチームの共通認識が生まれる
      ・準備万端でリリース日を迎えられるので夜も安心して寝られる



      それでも100%バッチリ!ということはないのですが、
      リリース直前にバタバタすることはなくなるので精神的にラクチンです。
      大きなプロジェクトほど、リリースかんばんは有効だと思います。

      リリース直前はどうしてもバタバタしちゃう〜!という方は、ぜひお試しください!(・ω・)b

      渋谷ECミートアップに登壇・参加しました。

      2016.03.29 Tuesday

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        もう随分前ですが…
        2月23日(火)に開催された「渋谷ECミートアップ vol.1〜若手エンジニアが生み出す新たなECの世界〜」に、
        若手でもエンジニアでもありませんが、登壇・参加しました。

        渋谷ECミートアップとは?

        変化の激しいEC業界では、新しい技術や情報を吸収してサービスを成長させる、若い技術者の活躍が重要となります。そんな中で、カラーミーショップでも、たくさんの若手エンジニア・デザイナーが活躍し、日々サービス改善に奮闘しております。

        そこで、カラーミーショップが主体となり、日本のEC業界で働く若手の技術者の方々との交流を目的とした集い「渋谷ECミートアップ vol.1」を開催いたしました。


        当日のレポートはこちら
        若手エンジニアから日本のECを発展させよう。「渋谷ECミートアップ vol.1」開催いたしました。


        受付ではサンクトガーレンさんのクラフトビールが配布されました!
        やべえ〜〜〜〜〜〜!!!
        (早く飲みたすぎてLTの最中に数回ビールの話をしてしまいました)


        終わった瞬間に飲んだ。


        最初に5分程度のLTがあり、
        私はエンジニアと非エンジニアが円滑にプロジェクトを進めるための3つのコツ
        についてお話をさせていただきました。
        (PO祭のときに話した内容を編集した感じです)



        結論としては、やっぱり直接顔を合わしてコミュニケーションを取るのが一番だと思います。
        「当たり前やんかそれ〜」って感じかもですが、
        その中でも伝え方1つでその後の進め方が変わったりしますし、
        モヤモヤを溜めずに少しずつでも解消していけると、よりチームが健康的に動けるんじゃないかなぁと。

        そんなことを考えながら日々プロダクトオーナーをやっております!_(┐「ε:)_

        プロダクトオーナーシップ祭り2015に登壇しました。

        2015.12.17 Thursday

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          先日11/27(土)に開催された「 プロダクトオーナー祭り2015 〜世界を変えるのは俺たちだ!〜 」に参加・登壇しました。
          参加のレポートについてはこちら。

          発表した内容
          私が、GMOペパボのカラーミーショップのカート画面を新しくするプロジェクト「新カゴプロジェクト」で、プロダクトオーナーとして気付いたことや心がけていることなどをお話させていただきました。

          発表した資料はこちらです。


          お話できなかったこと
          最初に作ったスライドで発表練習をしたところ、スライドの半分で時間切れになってしまい、大幅に発表するないようを削ったため、お話できなかったことがいっぱいありますw
          本当は時系列で新カゴプロジェクトのお話をしようと思ってたのですが、新カゴの歴史超大作みたいになってしまったので、その内容はちょっとずつ、ちゃんとまとめて公開したいと思います。

          新カゴプロジェクトチームの1日については こちら で紹介しております!

          週刊新カゴ通信号外 〜10年続くサービスのコアを丸っと作りなおすプロジェクトチームの1日〜

          2015.12.14 Monday

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            この記事は Product Owner Advent Calendar 2015 – Qiita の 14日目 のエントリです。

            はじめに
            @getsukikyu と申します。
            私は GMOペパボ でネットショップ構築・運営サービス「 カラーミーショップ 」のカート画面を新しくするプロジェクトのプロダクトオーナーを務めています。
            通称「 新カゴプロジェクト 」と呼んでおり、そのプロジェクトの進捗を社内にアウトプットするために、週刊新カゴ通信というものを書いています(最近は月刊みたいになっている…)
            本日はそちらの号外として、新カゴプロジェクトチームの1日をお届けします。


            新カゴプロジェクトチームのある1日

            ●10:00 始業
            1日の業務が開始します。
            メールやGitHub、Slackなどを各自チェックします。

            10:30 朝会
            時間になると、おもむろにホワイトボード前に集まります。
            チーム編成はPO1名、開発チーム4名(エンジニア3名+デザイナ1名)、ディレクタ1名です。
            朝会は順番に、昨日やったこと、今日やること、困ってることなどを発表していきます。
            時間としては約15分ほどです。

            新カゴ朝会

            新カゴチームのかんばんは、背面が磁石になっている取り外し可能なホワイトボードを使っています。
            持ち運びがとても便利で、増減もしやすいです。

            新カゴかんばん

            かんばんには1週間の計画以外に、新カゴで初めて購入された商品(POが購入)を貼って毎日見れるようにし初心を忘れないようにしています。
            最近では年末なので、残り営業日を記入したりもしています。(あと7営業日…)

            10:45 スプリントレビュー
            新カゴチームのイテレーションは1週間です。
            1週間に一度、開発チームからPOに向けてスプリントレビューを行います。
            POはこの時間で開発チームの1週間の成果を確認し、問題がなければ作業完了として「Accept」をします。

            新カゴプロジェクトでは PivotalTracker というツールを導入しています。
            このツールでは登録したタスクのステータスを設定することができ、うちのチームでは
            POから「Accept」というステータスに変更したタスクのみリリースできるというフローにして完了条件を明確にしています

            PivotalTracker

            11:30 ふりかえり会
            1週間に一度、チームのみんなでふりかえり会を行います。
            最近はチームメンバー週替りでファシリテーターを回すようにしています。
            時間としては約45分〜1時間ほどです。

            新カゴふりかえり会

            いつもは普通にKPTでふりかえりを行っているのですが、一度オプションとして「過去に経験した痛い話をしてから付箋を貼る」というルールを設けた際はあまりの痛々しさにMTGルームが阿鼻叫喚に包まれましたw
            いつもと違った雰囲気になっておもしろいのでオススメです!

            12:30 スプリント計画
            1週間のスプリントが終わったら、次のスプリントの計画を行います。
            プロダクトバックログからタスクを抜き出し、1週間の作業計画を立てます。
            スプリント計画は開発チームで進め、その計画をPOに共有し次回のスプリントレビューでどのような成果物を確認できるかを明確にします。

            13:00 ランチ
            ランチはみんなで行ったり行かなかったりします。
            たまにみんなで行く場合は週末の予定や家族の話なんかをしたりします。

            14:30 おやつタイム
            おやつタイムと言っても、ガチでおやつを食べる時間ではありません。
            現在新カゴチームでは新卒エンジニアのOJTを行っています。
            OJTの期間中、何か困ってることがないか先輩エンジニアが相談に乗る時間を「おやつタイム」と呼んで、毎日この時間に10分程度行っています。
            「悩んでいることがあっても(気を遣って)なかなか相談できない」ということがないようにこの時間を設けました。
            困っていても困ってなくても毎日開催されます。

            16:00 スーパーレビュータイム
            毎日1時間、開発チームはスーパーレビュータイム(略してSRT)というレビューを行うための時間を設けています。
            「レビューで作業が中断する」「レビュー待ちで作業が止まる」などということを解決するために、
            この時間に全員集まって一気にレビューをするという決まりを作りました。
            SRTの導入は作業効率アップにつながりました。
            (もちろん急ぎなどがあればSRT以外でレビューすることもあります)

            18:30 新カゴ事業戦略夕会
            大層な名前ですが、POとデザイナとディレクタが集まって雑談をする時間です。
            主にUIデザインのレビューなどを行い、その場で構成を考えたり修正をしたりします。
            POが悩んでいることなど(数字の取り方や今後の計画など色々)も相談します。

            19:00 終業
            19時に終業し、大体19時半〜20時くらいに各自帰り出します。
            POは主に庄やに向かいます。


            まとめ
            新カゴプロジェクトチームでは、コミュニケーションを取る時間を作っています。
            コミュニケーションが取れるタイミングをいくつか用意しておくと、プロジェクトが円滑に進みます。
            • 日頃からコミュニケーションを取っていると言いたいことも言いやすい
            • みんなが何をしているのかが把握できる
            • 時間を決めておくと他の時間は作業に集中できる(ふらりと話しに行くこともあるけど)
            • 気持ち良く仕事ができる
            • ネーミングを工夫するのも楽しい

            書籍「 Inspired: 顧客の心を捉える製品の創り方 」にも書かれているように、良いプロダクトは良いチームから生まれるということを私自身も信じているので、チームメンバーが最高のパフォーマンスを発揮できるような環境づくりを日々心がけています。

            関連資料
            新カゴプロジェクトのPOとして大切にしていることをまとめたスライドもありますので、よろしければご覧ください!


            以前マイナビさんにインタビューをしていただいた記事もあります。
            エンジニアとの素敵なつきあい方 - GMOペパボに聞く


            明日 Product Owner Advent Calendar 2015 – Qiita の 15日目 のエントリは
            同じペパボのPO @hogemoge の 「チームの壁 is 良い」 という話 です。
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