「北北西に曇と往け」を読んだ<漫画>

2016.04.07 Thursday

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    今日は漫画の話です。

    ハルタ vol.32 で、入江亜季さんの新連載、
    「北北西に曇と往け」
    がはじまりました!やっと読んだ!



    入江亜季の新連載「北北西に曇と往け」開始、17歳の少年がアイスランドを行く - コミックナタリー

    入江亜季さんの作品が大好きで、以前同じ雑誌で「乱と灰色の世界」という作品を連載されていました。
     
    著者 : 入江亜季
    エンターブレイン
    発売日 : 2009-11-16

    魔法使いの女の子・乱とその周りにいる人との間に起こる不思議な物語です。
    世界観が独特で、生き生きしていて、モノクロの紙面がキラキラして見えるような。
    キャラクターがとにかく魅力的で、みんな好きになっちゃう!

    今回の「北北西に曇と往け」も不思議な感じで、
    謎めいたの主人公が旅をしている様子が描かれているのですが、
    寝床を作るところや朝ごはんとかが、何か特別なものに見えてくる、
    この世界観がたまらん〜!!!

    入江亜季さんの作品で、今のところワタシ的には「乱と灰色の世界」がとにかくお勧めですが、
    短篇集「群青学舎」も良いです!!!
     
    入江亜季さんの本は装丁のデザインもかっこよくて、知らなくても本屋で見かけたら手に取ってしまってたんじゃなかろうか。
    こんな装丁のお仕事たのしそうだな〜。

    機会があればぜひ読んでみてください( ´∀`)
    ペパボの人は声かけてくれたら会社に持っていきます。

    「スクラム 仕事が4倍速くなる“世界標準”のチーム戦術」を読んだ感想

    2015.10.02 Friday

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      弊社ペパボで行ってる、

      「プロダクトオーナーとプロダクトオーナーじゃない人の勉強会」の一環で、

      夏休みの課題図書として読みました。

      ペパボでは数年前から各プロジェクトでスクラムが導入されています。

      現在関わっている機能開発のプロジェクトでもスクラムを導入・実践しています。

      私のロールはプロダクトオーナーです。

      本書を読み進めながら「自分のチームに当てはめるとどうだろうか」ということを無意識に考えていました。
       


      ■どんな本なのかというと

      タイトルの通り「スクラムを導入するとこんなに仕事が速くなるぜ!」ということが実例をもとにたくさん書かれています。

      なぜそのようにするのか、ということがしっかり書かれているので納得感がすごい!

      改めて「スクラムとは一体何なのか?」ということを学ぶことができました。

      (スクラムの起源などは知っていたけど、なぜこのようなフレームワークなのかという詳細までは知らなかった)



      ■私が気になった&刺さったところ
       

      <ジェフがすごい>

      著者でスクラムの生みの親のジェフ・サザーランド氏がすごい。

      もともと戦闘機パイロットで、その後博士号取ったり銀行に勤めたり、すごいキャリアだなと。

      カッコイイ。
       

      <長い時間をかけて詳細な計画を立てても変更は発生する>

      数ヶ月かけて詳細まで計画する。ミスなく、予算を超過せず、スケジュールどおりに成果を収めるために。

      だが現実はそんなバラ色のシナリオどおりにはならない。

      念入りに計画し、変更をできるだけしなくてすむよう、知り得ないことを知ろうとした努力は無駄になる。

      (P.20)

      そう、そんな人生うまくは行かないよ!

      この計画でいけます!って言っても、いざ始めてみると大体は変更が発生するわけですよ仕事って。。

      でももうスケジュールずらせないよ…ってなって、残業して、また変更があって、デスマーチが始まる…うわあああ(((^o^)))

      そんなことにならないように、スクラムでは定期的に「進むべき方向が間違っていないか」という確認・改善(「検査と適応」と呼ばれるサイクル)を行うんですね。

      取り返しのつかなくなる前の「早い段階で失敗し、早いうちに修正する」。
       

      <スクラムの原点は「守破離」の精神>

      スクラムは最初は意識して実践することが必要だが、次の新たな次元ーーー考えなくても自然に動ける段階へ到達するため、たゆまぬ努力も必要だ。

      (P.58)

      「守破離」の考え方は、スクラムに限らず仕事においては何でもそうなんじゃないかなと思いました。

      私はデザイナーなんだけどデザインもそうで、基本的なこと(要素の配置や強弱など)は最初意識しないとできないけど、そのうち感覚的にできるようになっていきます。

      ただ、基本ができないと良い物は作れないので、一度型にはまることが大切なんですね。
       

      <スクラムのベースは「チーム力」>

      第三章「チーム」は読んでいておもしろかったのです。その中で一番刺さったのがこちら。

      優れたチームは自己組織的かつ自己管理的てある。どう仕事を進めるかと自分たちで決める力があり、決めたことを守り実現していく力を持っている

      (P.64)

      上記は仕事を進める上でスピードやクオリティを上げるためにも本当に重要だと感じています。

      プロダクトオーナーはプロダクトの解決したい課題やストーリーを提示しますが、それを実現する方法を考えたり実行するのは開発チームです。

      なので私のチームでは、開発チームが松竹梅でプランを提案し、プロダクトオーナーがどれを実施するか決定しています。

      また、決めたことを守り実現するために、週1回のMTGでふりかえりを行い、決まったTryをカンバンに貼って毎日目の届くようにしています。

      スクラムすごい〜。
       

      <「半分できた」はできていないのと同じ>

      はい。

      半分できたとしてもソフトウェアは動かないのであった…

      マルチタスクは失敗の元とも書かれていて、例えば2つのタスクを同時に進めても結局全部完成させるには2タスク分の時間がかかるし成果を出すのがその分遅くなる。それなら1つずつ着実に終わらせていったほうがちゃんと動くものができるじゃんという話。

      当たり前の話なんだけど、こういうのやりがちだなぁと思いました。
       

      <タスクではなくストーリーを>

      人間は背景があってこそ理解できる。ストーリーで物事を把握する。われわれはそうして世界を見いているものだ。そうしてストーリーに登場する人やその人の希望、意図の本質を把握する。したがって、全体から部分をばらばらに抜き出し、背景情報を無視して検討しようとすると問題が生じてしまう。

      (P.171)

      わかる!!!ストーリーで伝えないと、自分事にならないし意思疎通するのって難しいなと思います。

      あと「これ作って」だと、やらされてる感すごいし、最良のものが生まれない気がする。


       

      ■読み終えて思ったこと

      スクラムは全てに意味があった!!!(当たり前か…)

      スクラムが先人たちの経験をもとにすごく考え抜かれて作られたフレームワークなのだということを改めて知り、理解が深まりました。

      本書のタイトルには「仕事が4倍速くなる」と書かれていますが、仕事が速くなるだけではなく、どうしたらより質の高いプロダクトを生み出せるのかということがたくさん書かれていました。

      本書で学んだことを念頭に置いてより良いプロダクトを作ってユーザーさんに喜んでもらうぞ!

      これからスクラムやってみようと思っている方にもオススメの書籍です。

      (最後にスクラムのはじめ方も書いてある)

      そういえば、結婚式をスクラムで行ったという話が書いてあったので、その機会にはぜひやってみたいと思いました。

      (予定は特にありません)


       

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